デポ(depot)とは

宅配会社のデポ(depot)とは?

宅配会社の営業所とは別に、配達エリア内または近くに設けた配達のための小型の拠点をデポといいます。

荷量はトラック1台分で、配達5コースほどです。

原則として、朝と昼の2回、営業所からトラックで荷物がカゴ車(ロールパレット)や青箱(大型のプラスチック製ケース)で届けられます。営業所受取品や貴重品、コレクト(代金引換宅配便)等の営業所内での管理が必要な荷物は、夜にデポでまとめて営業所へ戻します。

宅配会社のメリット

①朝の積み込み時の営業所内の混雑を避けられる

②昼便をまとめて渡せる(デポの無いコースはセールドライバーが委託ドライバーへ個別に届ける)

宅配ドライバーのメリット

①営業所まで行かずに配達エリア近くで荷物を積むことができる。

②昼便を取りに行かずに済む。

③走行距離と走行時間を減らせる。

社会一般にとってのメリット

①道路混雑を減らせる

②環境負荷を減らせる

デポの存在は未公表

デポの存在は、外部には一切公表していません。対外的には営業所内の扱いです。したがって、デポで顧客対応はしません。具体的には、荷受人(品物を注文してにもを受け取る人)がデポで荷物を受け取るこはできません。

デポの外観

デポの内部

カゴ車(ロールパレット)や青箱(大型のプラスチック製ケース)